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日本一詳しい中国人観光客の訪日美容整形事情とその対策

美容整形 中国人観光客
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私たちほど中国人観光客の日本への美容整形事情に詳しい日本人は業界関係者を除いてほとんどいないと思います。

何故なら、過去に中国人に同行して日本の美容整形の問診などに何度も付いて行ったことがあるからです。都内の10院くらいの美容整形クリニックには訪れています。

中国人だけで行くことで美容整形クリニックの先生からのサービス対応が悪くなるを怖がって、中国人の方から何度も付き添いを頼まれたことがあるからです。(ですので、通訳はしていません。)

「眼瞼下垂」「鼻尖縮小法」「フェイスリフト」等と言った、専門用語を何故か知っているのはもちろんのこと、業界としての大きな需要や、先進的なクリニック、中国の事例などをよく理解するに至りましたので記事としてまとめてみました。

 

目次
中国人が日本の美容整形になだれ込む背景 市場規模は日本の約25倍

中国人対応を充実させている日本の美容整形クリニック
中国人を美容整形クリニックに呼び込む方法

 

中国人が日本の美容整形になだれ込む背景 市場規模は日本の約25倍

まず中国の美容整形マーケットの莫大な規模を確認致しましょう。
中国では年間700万人以上が美容整形をしており、その経済規模は7.7兆円でアメリカ,ブラジルにつぎ世界3位のマーケットです。年間30%の勢いで市場が成長しており5年以内には世界一のマーケットになると言われています。日本の美容整形の市場規模は3000億円前後と言われているので、中国の美容整形の市場規模は日本の約25倍ということになります。

この莫大な市場規模の背景としては、単純に人口が多いからというのがなによりも大きいですが、文化的背景としても中国は女性も社会進出をしていますので、経済力もあるという理由も少なからずあると思われます。また、一人っ子政策の影響で、家族に子供が1人しかいない為に、親が子供に使える教育費が比較的多く、子の将来を考えて費用を出してあげる、という事例も少なくないようです。実際に私も、仕事で長年貯金したお金を使って日本で美容整形をしたいという中国人OLや大学受験を控えた子供を抱えて数百万円の美容整形を日本で受けにきた親子に会って直接話を聞いたこともあります。

ビックマーケットな為に中国国内にも美容整形クリニックはやはり多く、10000以上あると言われています。
しかしながら、まだ中国国内でのクリニックの技術が乏しくてニーズに供給が追いついていないという状況なのです。

そういった流れの中から昨今は韓国での美容整形が流行っています。ネット動画等でのK-POPの影響で美しく可愛い整形韓国美女の存在が露になり、隣国で訪れやすく値段も安価なものも多くある為に、一部の中国人女性から大きな人気を集めるようになりました。韓国側も官民一体になって中国人を含む外国人施術者の受け入れを強化する為に外国語の対応等を徹底したおかげで、2009年から2013年の4年間で中国人美容整形観光客の20倍もの増加に成功しています。

 

ただ最近は急増した中国人観光客のニーズに韓国側の供給が追いつかなくなり、技術の低いクリニックや医師も増えてしまった為に整形失敗の問題が取りざたされたり、無免許医師の存在などのニュースが中国国内でも出る中で、観光整形に対するグレーなイメージもついてきてしまっています。

そんな中で今、安心安全高技術の日本が中国女性にとって大きな注目の場所になってきているのです。元々、日本の美容整形の技術の高さは中国人でも評判だったのですが、施術費用や交通費などの料金が割高なことで、高嶺の花のような存在でした。

ただこの数年での円安やビザの緩和でとても訪日がしやすい土台が形成された上に、昨年の韓国での感染病の騒ぎの影響で、日本に元々来たくても来れなかった層や、過去に韓国に整形に行ったことがある,もしくは行こうと思っていたけど不信感を持っていた層が、日本を選択して日本に訪れるようになり始めたのです。

 

日本で美容整形をしたい中国人女性から実際に何度も話を聞いたことがありますが、
日本という安心安全ブランドを強く信頼していて、多少値段が張っても日本に行って手術を受けたいという声がとても多かったです。日本のショッピングついでに美容整形クリニックで整形してみたい、今学生だけれどこの春休みに初めての日本に行くついでに整形したい。そのような感じで、一部の中国人女性にとっては日本の美容整形というのは、既にそんなにハードルの高いものではなくなってきているのです。


中国人対応を充実させている日本の美容整形クリニック

韓国程ではありませんが日本の美容整形クリニックでも中国人観光客向けの対応を積極的に進めているところも既に少なくありません。

あくまでも私の主観ではありますが、私なりに感じる中国人観光客対応が進んでいると感じる日本の美容整形クリニックを簡単に紹介したいと思います。

まず美容整形業界でのパイオニア的存在である高須クリニックさんは、中国人観光客対策でもパイオニア的存在だと感じます。中国語サイトがしっかり作り込まれているといるというは当然のこと、中国語での電話やメールの受付や中国人通訳のサポート体制がしっかり整われています。中国語のサイトはあるけれど、中国語で連絡来ても対応出来ませんよ的なクリニックさんは少なくありません。それ以上に中国人通訳者が(おそらく)常勤しており、いつ中国人観光客が来ても対応出来る美容整形クリニックは高須クリニックさん以外に、殆どないのではないかと思います。クリニック内に中国人通訳者を置くことは、人件費がかかることはもちろんのこと、医師と中国人観光客のコミュニケーションを通訳者が媒介することによるコミュニケーションミスを恐れて、あえて通訳者をクリニック内に置きたくないクリニックも多いのです。それにも関わらず中国人スタッフを常勤させているということは、中国人観光客の数が相当数いることの表れであり、中国人観光客の受け入れに対する前向きで強い意志とも感じられます。

サフォクリニックさんは大手ではありませんが、高い技術とサービスで日本の多くの女性にも厚い支持を受けているクリニックさんですが、中国人観光客にとっても予約が取りづらい人気のクリニックとして有名です。その背景には在籍する医師の高い技術力が中国人観光客にも口コミで伝播していることもありますが、サフォクリニックさん自身で戦略的にマーケティングしている側面も感じられます。
実はサフォクリニックさんは、外国人観光客の受け入れに関しては院長の息子さんが経営されている会社がマーケティングや受付を担当しており、非常に優れた体制を敷かれています。特に中国人観光客に対する認識やノウハウはかなり洗練されています。例えば、独自の予約システムを持たれていたり、最近ですと長崎のハウステンボスを組んで、中国人美容整形ツアーを実施したりしています。医師の高い技術力と柔軟で先進的なマーケティングのおかげで、多少高い金額であっても中国人観光客が列をなして訪れ続けているのです。

他にも品川美容外科さんは中国版Twitterであるweiboにて積極的に発信されていたり、ノエル銀座クリニックさんは中国の有名美容ブロガーに体験&発信してもらう企画を行ったり、ヤスミクリニックさんや酒井形成外科さん等も中国人スタッフと共に中国人観光客の受け入れを進め始めています。

 

中国人を美容整形クリニックに呼び込む方法

 

多くの中国人観光客から話を聞いて、日本の美容整形クリニックも見た中で、
中国人観光客を集客する為に重要だと思う要素をまとめてみたいと思います。

①中国人観光客の情報導線を理解する

②中国人向けのマーケティングを実施する
③中国人向けの体制をしっかり整える


①中国人観光客の情報導線を理解する

ずばりインターネットです。
美容整形の特質上、友人知人に口コミを聞いたり旅行代理店に相談に行くことは考えられません。インターネットで徹底的に念入りに情報収集をして、どこの美容整形クリニックで施術をするのかを判断するのです。つまりは中国のインターネットを理解することが、中国人客を獲得することの第一歩になります。

ご存知の通り、中国は政府当局の情報規制によりGoogleやFacebook、Twitterなどは使用出来ない為に、独自のインターネット形態を形成しています。Googleの代わりに百度、FacebookやTwitterの代わりにweiboやwechatと行った具合いに、それぞれに自国産の代替メディアが存在します。

そのようなインターネット状況下にて、美容整形をしたい中国人が最も収集する情報は「口コミ」です。自分と同じような境遇の中国人が日本に行って、どの美容整形クリニックを選び、どのような施術をして、実際にどうだったのか。という実体験に基づいた情報をかき集めるのです。

「口コミ」の収集先は主に⑴匿名掲示板⑵SNS⑶口コミ専門サイトになります。
⑴匿名掲示板
日本でいうところの2ちゃんねるのような匿名掲示板が中国にも無数に存在します。
友人知人には言いたくないけど、日本での体験経験を共有したい当事者が多くの情報を記しています。
例えば、下記リンクの「豆瓣」というサイトの掲示版では、日本の美容整形についての情報交換が盛んに行われています。
https://www.douban.com/group/rbzr/

⑵SNS
中国版Twitterといわれる「weibo」や中国版LINEといわれる「wechat」が最大の情報源です。実名アカウントも少なくない為に、美容整形を体験した当事者よりも、品川美容外科さんみたいな美容整形クリニック自体の情報発信や、仲介業者による発信が多いように感じます。
例えば、下記のweiboアカウントは日本の美容整形の評判などを発信していて、6万以上のフォロワーがいます。おそらく、仲介業者でしょう。
http://www.weibo.com/rexiaohuafenxiang

⑶口コミ専門サイト
日本でいうところの「美容医療の口コミ広場」のような、
口コミ&マッチングサイトようなプラットフォーム系のサイトも中国で続々と出始めています。口コミもまとめられていえ見やすいですし、美容整形クリニック自身も登録して情報発信しているので、情報の信頼性もあります。

例えば、最も大きなサイトは「新氧网」です。
5000以上の美容整形クリニックが既に登録し、体験記の数も60万を超えます。
中国国内だけでなく韓国の美容整形クリニックも多く登録されていて、日本の美容整形クリニックでの体験記も既に多くあるのに、日本の美容整形クリニックで登録しているところがまだ1つもありません。これ、今のうちに登録するだけで大きなチャンスだと思います。(ご連絡頂ければサポート致します。)
新氧网に関する詳しい記事

 

②中国人向けのマーケティングを実施する

能動的に情報を発信することがまずは何よりも重要です。
実績と技術力があれば、労せずとも口コミはネットを通じ海を渡り中国人の耳に届くのは事実ではあるのですが、美容整形クリニック側からの中国語の発信がない限り、その伝わり方は伝言ゲームのような伝播になり、歪曲した情報が伝わっていることも少なくありません。

「このクリニックの院長はもう歳だから、来春に引退するらしい」「中国人観光客からは法外な値段を取っている」などなど、実際に美容整形クリニック側に確認したら事実無根の情報が、中国のネット上に漂ってしまう事例を実際に聞いたことがあります。

ですので、美容整形クリニックとしてサービスや料金、過去の施術実績等、本来日本人にはちゃんと発信している内容を、HPや中国のSNSにて中国語でしっかり発信するということが、まずは中国人観光客の集客にとってのマスト条件になります。

その上で、中国人の体験記や評判を自院のサイトに掲載したり
中国のインフルエンサーに体験&発信してもらったり、Web広告をしたり、先述の口コミ専門プラットフォームサイトに登録したり等の施策を仕掛けていきましょう。

③中国人向けの体制をしっかり整える
ネットで日本の美容整形の医師の評判を聞きつけ自分も是非そのクリニックで施術を受けたいと思っている中国人は多くいます。しかしながら、日本の美容整形クリニック側が中国人客の受け入れ体制がしっかり整っていないばかりに、サービスを受けに来れなかったり、せっかく来たのに悪い印象を持って帰ってしまう中国人の方も少なくありません。

受け入れ体制とは⑴予約⑵通訳⑶内部資料の3点です。
⑴予約
wechatかQQ等の中国のチャットソフトにて中国語で予約対応が出来ればベストですが、それが無理でもメールでの中国語対応の体制は作っておくべきです。

最悪、中国語のHPを制作する余裕がなかったとしても、予約ページのところだけでも「中国語対応」と記し中国語で対応してあげるだけで全然違います。
中国語で予約が出来ないので、翻訳業者に頼んで予約を代行してもらっている中国人の方もいますが、それ自体がとても大きなハードルになってしまいます。
入り口の中国語対応は必須です。

⑵通訳
高須クリニックさんみたいに、中国人スタッフを常勤させることが出来ればベストです。もっというと、日本人の中国語通訳者がいれば完璧です。

前提として中国人は中国人より日本人の方が信頼していることが多いことや、そもそも中国人通訳者がどれ程正確に日本語を話せているかが中国人客には理解出来ないので、中国人通訳者だと多少の不安を持たれてしまいます。ですので中国語が流暢な日本女性の通訳者を用意出来ればベストです。

コスト的に難しければ通訳の派遣会社等と提携する形もありです。自分達が通訳を用意しています、という姿勢が大事です。中国人のお客様は最悪の場合は自分で仲介業者経由等で通訳を用意するコトも出来なくはないですが、仲介業者の99%は中国人がやっているので、あまり好ましく思われません。

⑶内部資料

お客様に施術内容を説明する際も、中国語のモノを用意することをお勧めします。前述の通り通訳者にいくらかの不安を抱えてる場合が多いので、クリニックとして中国語の資料を用意してあげれば中国人のお客様としては安心出来ます。

診察前のアンケートや診察後や施術後のアフターフォローの資料、見積書まで中国語で用意する事が出来れば完璧です。

⑷決算方法

既に多くのクリニックも導入済みのようですが、银联カードでの決済システムは必須でしょう。クレジットカード決済よりも银联カード決済の方が中国人は親しみがあります。

最近ですと電子ウォレットのWeChatPayでの決済システムの導入も日本で進んでいるようですので、試してみる価値はあると思います。

 

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参考:2015年医疗美容行业发展现状分析 http://news.pharmnet.com.cn/news/2015/12/07/433748.html
参考:2014年中国整形美容行业发展前景 http://bg.qianzhan.com/report/detail/300/140703-dba9e2d0.html
参考:http://www.recordchina.co.jp/a104605.html
参考:http://www.recordchina.co.jp/a124671.html
参考:http://www.recordchina.co.jp/a123970.html
参考:http://www2.mdb-net.com/member/report/226R1862.html
参考:http://www.recordchina.co.jp/a104605.html

 

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